アフレコ収録でマイクが3〜4本の理由って?ミキサーさんに聞いてみた!

今日はちょっと変わった話を。

声優専門学校に通っている方や養成所に通っている方は知っているかもしれませんが、意外と知られていないのが「アフレコ収録時、なぜスタジオにマイクを4本しか立てないのか?」って事。

今回はその理由について話していきたいと思います。

マイクはなぜ4本なの?

作品にもよりますが、アニメの場合10人〜20人程度、映画などの長尺の場合は30人ほどがスタジオに入って収録します。

どんなに人数が多くてもほぼマイク上限は4本です。

人数が少ない場合は3本ですが、どんなに人数が多くてもほぼ最大4本。これは狭いスタジオでも広いスタジオでも一緒です。

余談ですが、サッカーアニメに出演した際20人で4本のマイクを入れ替わり立ち替わり超スピーディーなマイクワークで収録した事がありまして…

途中何人かが酸欠になってました(汗

 

閑話休題

 

マイクの本数について今まで特に疑問には思っていなかったのですが、アニメ収録の打ち上げで音響監督・ミキサーさんと同席した時にふと気になって直接聞いてみたんです。

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アニメのアフレコ現場ってどこもマイク4本が上限っすよね?なんでなんすか??
 
 
ミキサーさん
細かい部分は手作業でやっているから、5本以上だと手が回らないんですよ

 

考えてみれば当たり前の事ですよね。

LR二つのフェイダーで1セットですからマイクを5本以上立てると手が回らなくなる。

昨今の音響機器やツールなんかはメモリーしてしまえばフェイダーの上げ下げは自動でやってくれますが、芝居は生ものですから声優の呼吸に合わせて細かい微調整をミキサーさんはしてくれているわけです。

ミキサーさんも演者の一人

その後色々とお話ししたのですが、すごく感銘を受けた話がありまして。

ミキサーさん
役者さんの呼吸に合わせて、良い部分をさらに良く技術的な部分でサポートしているつもりです。

お話ししたミキサーさんはスタジオ付きの技術者なのですが、すっごい熱くお芝居について語ってらっしゃいました。

ブースの中と外ではありますが「マイクで繋がっている演者の一人」と感じた瞬間でしたね。

 

全てのミキサーさんがそのような考えかどうかはわかりませんが、少なくとも一緒の作品を作り上げる仲間である事は間違いありません。

そして声優を支えてくれているのはミキサーさんだけではありません。監督・音響監督をはじめ、様々な方々が関わってようやく1本の作品ができるのですから。

「この業界は礼儀礼節が一番大事」と今でもよく言われる話ですが、その意味をまた一つ噛みしめる事が出来ました。

日々感謝してお芝居に取り組んでいきたいと思います。

では今日はこんなところで!

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